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新規開業マニュアル

開業計画を立てる!

  • これまでの経験を生かしての開業、またはまったくの異業種からの開業なのか。開業時のスタッフの予定人数。お店の立地やサービス、店内の様子(席数等)などを具体的にイメージして下さい。
  • また個人にて開業するのか、法人を設立して法人にて開業するのか?法人個人のメリット・デメリットを考慮します。
  • 次に資金面についての検討です。自己資金で十分用意出来るのか、親兄弟や友人知人などへの出資をお願いするのか、日本政策金融公庫等の資金調達が必要なのかなど、出来れば余裕を持った資金計画を立てます。

お店のイメージを具体化します!

  • お店のイメージがある程度立てば、次にそのお店を開く為のお店の広さや立地、設備等の具体的な条件を検討します。
  • 同業種のお店に見学に行ったり、希望の立地の周辺を探索したり、また異業種の方でも現に開業されているご友人等がおられましたら、開業時のお話などを聞いてみます。

店舗を探す!

  • 不動産情報サイト等から、希望地域や広さから賃料の相場等を把握します。
  • 情報誌や情報サイトに掲載されている物件でも、業種や業態によって希望のお店が出来ない事もありますので、実際には、営業担当スタッフに是非、希望の業種、業態、希望エリアやご希望賃料等、出来るだけ、ご希望の詳細をお伝え下さい。サイト等に掲載されていない物件もございます。
  • ご希望候補の物件が見つかりましたら、現地を確認します。什器備品や店内設備を確認します。造作設備の買い取り条件があるものや、看板利用料等賃貸条件以外にも費用が係るものがあったり、希望の利用方法が出来ない場合もあります。出来るだけ詳細に確認して下さい。
  • また、周辺環境やご予定の営業時間帯の周辺確認も大切です。

資金調達をします!

  • 物件が決まりましたら、早急に資金調達の目途を付けます。賃貸契約にかかる費用や内装工事費、及び運転資金(契約後から開業までの賃料や材料仕入れ費用等)を細かく計画します。
  • 自己資金で大丈夫か?資金援助範囲でいけるのか?借り入れが必要なのか?十分に検討して下さい。

資金の借り入れ

日本政策金融公庫
■ほとんどの業種の方 新規開業資金(新企業育成貸付)
■女性または30歳未満か55歳以上の方 女性、若者/シニア起業家資金(新企業育成貸付)
■廃業歴等のある方 再挑戦支援資金(再チャレンジ支援融資)
■食料品小売業、食品製造小売業、花き小売業を営む方 食品貸付(新規開業支援設備資金)
■飲食店営業、食肉販売業、理容業、美容業、旅館業
浴場業、クリーニング業などを営む方
生活衛生貸付
■無担保・無保証人をご希望の方 新創業融資制度
業種、業態やご自身の状況によって違います。詳しくは日本政策金融公庫の窓口にて確認下さい。
保証協会融資制度
開業される地域により内容が違います。開業地域の保証協会にお問合わせ下さい。
兵庫県保証協会 神戸市 中小企業融資制度

融資制度については平成24年9月現在のものです。各融資制度は変更になる事があります。
詳しくは各窓口にて直接ご確認下さい。

資金調達確認!

  • ご希望の融資が受けれない場合もあります。また融資金額が減額になる事もあります。資金計画を再度確認します。

賃貸契約申し込み

  • 物件の賃貸契約に向けて申し込みを書面にて行います。
  • 申し込み時に賃貸条件(賃料・賃料発生日・契約日・利用条件・解約時の取り決め事項等)を同時に申し入れます。
  • 電気・ガス・給排水・空調関係等は、契約後のトラブルが生じないように専門業者(改装を依頼する業者等)に確認してもらうことが大切です。
  • 申し込みにあたり、手付金が必要な物件もございます。融資利用の不可や周辺状況の急激な変化等により、申し込みを解除する場合の手付金等の取り扱いも確認して下さい。

審査

  • 貸主様により、申込者や連帯保証人様の信用調査等、申込者の選定及び、賃貸条件の確認がされます。物件によりましては相当日数がかかる場合があります。

賃貸借契約の締結

  • 貸主様の承諾及び賃貸借契約条件の合意がなされましたら、賃貸契約の締結を行います。
  • 賃貸借契約書を貸主様と取り交わします。一般的な取り決め事項以外に特別な取り決め事項は必ず、賃貸借契約の特約事項に記載してもらうか、別紙にて書面にて取り交わします。(後のトラブル防止の為)
  • 賃貸借契約に必要な書類(印鑑証明等)が要る場合はご用意下さい。
  • 契約金の支払いについても、契約時に一括にてお支払いする事が多いですが、融資利用等がある場合は、契約時は手付金を支払い、後日契約金残額を支払う事もあります。尚、手付金お支払い後に契約残金を期日までにお支払いしない場合は、賃貸借契約は、効力を失い、手付金は返還されません。

内装工事及び什器備品の搬入!

  • 賃貸借契約が締結し、契約金のお支払を完了しましたら、鍵の引き渡しを受けます。
  • 内装工事を行います。近隣の方への挨拶は工事着工前に行うようにします。また看板の設置などについては、周りの店舗さんの状況により、設置後に変更依頼がある場合がある事もあります。事前に貸主様にプランを確認して頂くほうが無難です。
  • 内装工事の進捗に合わせまして、什器備品の搬入を行います。什器備品の購入については、実際に確認するほうが良いものもありますが、既製品についてはインターネットの活用により、経費を抑える事が出来る場合があります。また、複数の業者様に合い見積りを取る事もいいでしょう。

開業準備!

  • 内装工事が終了しましたら、業種や業態によって、関係省庁への届け出や許可を頂かないといけない事があります。開業日までに必要な手続きをしておきます。現地調査が必要なものもありますので、お気をつけ下さい。
  • お店の準備と並行して、スタッフの確保や研修を行います。
  • また、近隣及友人などに、開業の挨拶状の手配をしていきます。
  • 開業の数日前にプレオープンをされる方もたくさんおられます。
  • 友人や出資者などをお呼びして、開業の最終確認をします。
  • 忌憚のない意見を頂き、最終調整です。

開業!

  • 新しい扉が開かれました。
  • いざ、新世界へ!がんばりましょう!
  • 開業されましたお客様の情報を、当サイトの新規開業のお知らせサイト及び、弊社が運営するタウンガイドサイトに無料にて掲載させて頂きます。是非ご活用下さい。